リハビリテーション、運動療法を
「安全の再学習」

私たちの身体は、脳と世界をつなぐ「翻訳の装置」です。
首に、体軸に、そして一歩一歩に。
脳が発している「防衛」のサインを読み解き、
「許可」の言葉へと書き換えていく。

What is SRF

安全の再学習という、
新しい臨床のパラダイム

身体に何かを「させる」のではなく、身体が自ら安全を再び学べる状態をつくる。 SRFは、神経科学の最新知見を統合し、リハビリテーションを 再学習プロセスとして再定義する統一理論です。

さまざまな理論が交差するところに、可動域、疼痛、姿勢、運動パターン、 すべての臨床現象を貫く新しい説明軸が立ち上がります。

理論の全体像を読む
01
Neuroception

ニューロセプション

確立された神経科学

扁桃体は顕著性・脅威関連性を検出し、島皮質は身体内部状態(内受容)を表象する。これらの評価に応じ、自律・防衛の出力が駆動される。

SRFの見方

SRFは、この意識に上らない安全/危険の判定を「ニューロセプション」と呼び、すべての介入の起点に位置づける。

02
Dynamic Systems Theory

ダイナミックシステム理論

確立された神経科学

力学系では、系は「アトラクタ」と呼ぶ安定状態に収束し、文脈に応じて複数のアトラクタ間を行き来する(多安定性)。

SRFの見方

SRFはこれを記述的レンズとして用い、防御(A₁)と安全(A₂)を2つのアトラクタとして描く。健康=多安定/固着=単一アトラクタと読む。

03
Fear Extinction / Safety Learning

安全学習・恐怖消去

確立された神経科学

恐怖記憶は消去されず、vmPFCと海馬が新たな「安全」という抑制性記憶を形成して扁桃体の脅威反応を抑える。この安全記憶は文脈依存で、文脈が変わると恐怖が再生(renewal)しうる。

SRFの見方

SRFはこの文脈依存の抑制性安全記憶を「安全ゾーン」と呼び、Arm A(安全再学習)の標的に置く。

04
Developmental Neuroscience

発達神経学

確立された神経科学

ヒトの発達では、腰椎前弯や足部アーチといった抗重力構造が段階的に獲得され、姿勢制御の基盤となる。

SRFの見方

SRFはこれらの構造を「獲得された安全許可がアトラクタとして物質化したもの」と読む。発達の逆進は、このアトラクタからの離脱として記述される。

05
Cingulo-Insular Network (CON)

CON:帯状回-島皮質ネットワーク

確立された神経科学

島皮質は身体内部状態(内受容)を表象し、前帯状回(ACC)は顕著性の評価と行動調整を担う。両者は連携して内受容と顕著性を統合する。

SRFの見方

SRFはこの連携を「CON(帯状回-島皮質ネットワーク)」と呼び、安全判定の内受容的中枢として位置づける。

06
Pain Neuroscience / Central Sensitization

疼痛神経科学・中枢性感作

確立された神経科学

中枢性感作では中枢神経系の痛覚感受性が亢進し、組織損傷の程度と痛みの強さが乖離しうる。

SRFの見方

SRFはこれを「安全判定が危険側に偏った状態」として再記述し、介入の標的に置く。

Seminar Program
4

つのセミナー

M1から順番に、身体の四つの結節点を旅する。 頭蓋から仙骨へ、呼吸から運動へ、理論から臨床へ。 段階的に積み上げられた構造が、SRFを「使える理論」に変えていきます。

01 Seminar 01
Atlas Permission

アトラス・パーミッション

環椎後頭関節に「許可」が訪れるとき、全身が再構成される。安全のシグナルが入る最初の門を開く。

# 後頭下筋群 # 自律安全状態(LC/HPA・NTS-疑核) # 視覚-前庭統合
02 Seminar 02
Diaphragm Integration

ダイアフラム・インテグレーション

横隔膜を中心に、呼吸・姿勢・自律神経を一つの動的システムとして再統合する。

# 呼吸再教育 # IAP / 腹腔内圧 # 心臓迷走神経変調(HRV)
03 Seminar 03
Sacrum Locomotion

セイクラム・ロコモーション

仙骨を起点とした歩行と姿勢制御の再学習。重力下での安全判定を再較正する。

# 仙腸関節 # 歩行サイクル # 前庭-固有感覚統合
04 Seminar 04
Symphonic Translation

シンフォニック・トランスレーション

理論と手技を、自身の臨床語彙へと翻訳する。SRFを「自分の臨床」にする最終フェーズ。

# 臨床推論 # ケースカンファレンス # 統合ナラティブ
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